製品を製造する中で、工程そのものを外注に出す場合などがあります。このシステムでは、その工程の事を外注工程と呼びます。その工程を外注に依頼することを外注工程発注と呼んでいます。

最初に、外注工程を入れるためにマスタの準備を行います。

  1. 取引先マスタで外注先を登録する。

まずは、取引先マスタにて外注先を登録していきます。サブシステム「マスタ保守」-「取引先マスタ」をクリックします。

外注先は仕入先として登録します。ただ、もし作業を依頼するときに有償支給するようなことがあるならば、得意先としても登録しておく必要があります。


 

仕入先のチェックが終わったら、外注区分にチェックを入れ、外注手配リードタイムを入力します。外注手配LTとは、作業を依頼してから、作業が終わってものが返ってくるまでの期間です。(これが工程の期間となります。)

 

  1. 外注設備を登録する。

次に外注設備を登録します。外注設備を登録する時に先に登録した取引先マスタを使用します。サブシステム「マスタ保守」-「設備マスタ」をクリックします。

設備マスタにて登録ボタンを押し、新規登録を行います。設備マスタの中で「外注先CD」に先ほど登録した取引先を入力します。これで外注設備の完成です。


 

  1. 工程構成で外注工程を登録する。

マスタ登録の最後に工程構成を登録します。工程構成マスタは、サブシステム「マスタ保守」-「工程構成マスタ」は品目一覧の「工程構成」メニューボタンより開きます。

工程構成画面で外注工程にするには工程種別の変更が必要です。工程種別は「通常」「外注」「固定」とありますので「外注」を選択してください。次にリソースを選択します。先ほど作成した外注設備を入力します。外注設備を登録すると自動的に取引先マスタにて入力した外注リードタイムが初期表示されます。製品や工程によってリードタイムが異なる場合はここで変更しましょう。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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