このシステムでは、生産の展開や、自動手配処理によって自動的に自動発注データが作成されます。自動発注データとは、発注の前段階のデータのようなもので、このデータに対して注文書を出力することも、受入を行うこともできません。自動発注データが作成されたら、それらを発注伝票作成処理にて、発注データにする必要があります。

 自動発注データが作成されていたら、最初に仕入先CDが入っているかどうかを確認します。仕入先が入っていないデータは、発注伝票作成処理の対象外データとなります。(購入品で仕入先が決まっているものに対しては、品目マスタに設定しておくことをお勧めします。設定をしておくと自動発注データにその仕入先が入るようになります。)

 自動発注データの確認ができたら、発注伝票作成処理にて発注伝票を作成します。発注伝票の作成処理では、自動発注データを発注伝票に移管するための対象データの期限を指定しなければなりません。

 処理後、自動発注データはなくなり、発注伝票データが作成されています。発注データに移行されると、自動発注データと生産計画データの紐付きがなくなってしまいます。再展開を行うと、さらに発注データが作成されることになりますので、注意する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

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