製品にぶら下がる部品の必要日は部品構成の設定によって決まります。何も指定しなければ、その生産計画の第1工程が始まる日の1日前となります。通常はこれで特に問題となることはないと思います。ただ、1つの工程が長い場合はやはり使用する工程によって決めたほうが無難でしょう。このシステムでは、必要な日を工程に合わせる設定と微調整ができるようになっています。
それでは、部品構成の設定を見ていきます。
最初は、工程の設定です。工程が空白である部品は生産計画の第1工程の開始1日前が必要日となります。工程を指定している部品は、指定した工程の開始1日前となります。さらに手番日数によって、先に決めた必要日を前後させることができます。このシステムでは手番日数をプラスに設定すると、必要日が未来に向かって延びていきます。逆にマイナス設定すると、現在日に近づくようになります。