このシステムでは仕入単価をいくつかの方法で設定することができます。一番単純ところでは、品目マスタでの仕入単価の設定です。複雑な設定がしたければ、仕入単価を設定することになります。仕入単価を登録しておくと、発注入力などで品目や発注数を入力すると自動的に単価を取得し、表示されるようになります。
もちろん、自動発注や発注点発注においても、自動的に仕入単価を取得し設定されます。それではマスタ設定を見ていきます。
品目マスタの単価情報の部分で設定していきます。品目マスタで設定すると、仕入先、発注数量や発注時期に関係なく設定されます。
次に仕入単価マスタの設定です。
仕入単価マスタでは、仕入先、発注数、適用日毎に単価を設定することができます。
マスタの優先順位は、仕入先マスタ、品目マスタの順です。先に仕入先マスタに登録されているかどうかを確認し、次に品目マスタを確認します。どちらも設定されていない場合には、取得できないだけで、エラーが出るわけではありません。仕入が少なければ、仕入単価を登録せずに、発注を入力する度に、単価を設定することもできます。
