簡単な構成を作ってみます。製品を作るのに4つの材料が必要とする構成を作ります
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製品の品目を登録する。
品目CD[S010]、品名[製品010]で作成します。
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材料の品目を登録する。
材料を3つほど作っておきましょう。
品目CDと名称をそれぞれ次のようにします。
{[M010][材料010]}、{[M011][材料011]}、{[M012][材料012]}、{[M013][材料013]}
仕入先CDと紐付手配品の設定も基本同じにします。
M010とM011の登録
M012は、仕入先を異なるように設定します。
M013は、「紐付手配」ではなく「在庫引当」とします。
作成された品目の一覧
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工程構成を登録する。
今回の説明では工程構成はあまり関係ありません。そこでS010に対して工程を1つだけ、作成しておきます。
通常工程で、適当な時間を入れて作ってください。
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部品構成を登録する。
部品構成は、登録した製品[S010]に対して材料がすべてぶら下がるように登録します。数量は、親品目に対して{[M010, 2個]、[M011, 4個]、[M012, 6個]、[M013, 8個]と登録しましょう。登録は次のようになります。
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生産計画と登録する。
マスタ設定が終わったので、生産計画を登録します。
S010を10個製造する計画を作成します。(納期は未来日で)
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工程展開を行う。
それでは、工程展開を行います。余計な生産計画を一度に展開してしまうとわかりにくくなるので、生産計画一覧の「再展開」を使って生産計画No指定の展開を行います。
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自動発注一覧で展開により生成された発注を確認する
自動発注一覧で、展開により発注が作成されたかどうかの確認を行います。
上記のように、自動発注が3件できていることが確認できます。材料としてぶら下げたものは4件で、そのうち3件できています。M013は紐付手配でなかったためです。
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発注伝票作成処理を行う。
自動発注は、まだ発注の前段階です。発注伝票にする必要があります。ただし発注伝票にしてしまうと、生産計画との紐付きが切れてしまうため、再展開などをしてもデータが自動的に反映されることはありません。この処理は、注文書発行の直前で行うと良いでしょう。
この処理を行うと、自動発注一覧からデータが消え、発注伝票に移行されます。
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発注伝票一覧で確認する
それぞれの明細データを確認する。
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注文書を発行する
最後に、注文書を発行します。