このシステムでは、紐付手配という考え方があります。ある出庫予定に対して、現在庫関係なしに入庫予定を立てます。例を挙げると、ある取引先から受注が入ったら、生産計画を立てる受注生産を指します。出庫予定と入庫予定の間に紐付手配の関係性があると、欠品情報に上がりません。たとえ、自動で作成された手配計画の数量や日付を変更したとしても、欠品には上がってきません。

  1. 製品Aを納期2/10で10個受注
  2. システムにより自動的に製品Aの生産計画10個が2/9日完成で作成される

    数的にも日付的にも受払予定に出力されていなくても問題なし

  3. 人が判断して生産計画の数量を10個から15個に変更する

    生産数が多くなっても、欠品が発生するわけではないので、受払予定に出力されなくてもあまり影響はない

  4. 人が判断して生産計画の納期を2/12に変更する

    入庫と出庫の日付が逆転してしまうため、実際は2/10日に欠品が発生してしまう。

 

もし、手配計画を変更するような場合、特に受注に対して欠品を起こすような変更の場合は、紐付手配を解除する必要があります。紐付手配の解除は一覧系画面の入庫・出庫予定が起こる画面に存在します。ここでは生産計画一覧の一例を挙げます

 

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