生産計画を立て、展開処理により工程計画が作成されたら、作業指示書を出力します。このシステムでは、2種類の作業指示書を用意しています。製番別作業指示書と日別作業指示書です。使い方を説明していきます。
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目次
製番別作業指示書
製番別作業指示書は、生産計画No毎に作業指示書が出力される形式です。例えば、下図のような生産計画と展開後の工程計画があります。
この工程計画の指示が全て1枚の紙に出力されます。
この方式は、製造工程順にこの指示書を回していくような方式に最適です。バーコードの部分は生産計画番号と工程IDが表示されています。作業実績入力を行う時に、バーコードの読込ができるように考えています。(バーコードは、Excelの雛形にフリーのバーコードフォントを使用しています。 バーコードを使用したい方は、フリーで提供されているフォントをインストールし、Excelの雛形をインストールしたフォントに変更してください。Excelの2019以降はバーコードがついていると思いますので、そのフォントに変更してください。)
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製番別作業指示書の出力方法
製番別作業指示書の出力は、サブメニュー「工程管理」-「製番別作業指示書出力」から起動します。
製番別指示書出力画面には「通常出力」と「生産計画指定出力」が存在します。「通常出力」の場合、一度発行されているものは出力されません。指示書発行日とは、生産計画が展開された時に自動的に作成されます。生産計画入力画面にて確認できます。指示書発行日は、製造開始日から、工場マスタに設定されている、「出荷指示書LT」を実働日換算で差し引いた日となります。また「生産計画指定出力」をチェックすると、未発行・発行済みに限らず、指定した製番の指示書が発行されます。
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日別作業指示書
日別作業指示書は、作業日と設備毎に作業指示書が出力される形式です。例えば下図のような工程計画が存在するとします。
この工程計画の指示が全て1枚の紙に出力されます。
この作業指示書は、1日ですべき作業が一覧形式で見えます。実績数や、完了にチェックをすることにより作業報告書としても使用できます。
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日別作業指示書の出力方法
製番別作業指示書の出力は、サブメニュー「工程管理」-「日別作業指示書出力」から起動します。
日別指示書出力画面は、工程開始日を入力しなければなりません。初期表示としてはシステム日付+工場マスタの指示書発行LT(実働日換算)が初期表示されます。再発行などはなく、指定した日付のものをいつでも発行できます。