品目の登録ができましたので、製品や半製品の工程構成を登録していきます。

「002_製品の構成を考える」で出てきた工程構成はこのように作りました。


この工程に作業員と時間を割り当てていましたので、それを入力していきます。

 

メインメニュー画面から、サブシステムメニューを「マスタ保守」にして「工程構成マスタ」をクリックします。


 

これでも工程構成を登録する画面は立ち上がるのですが、ここから立ち上げると品目CDを入力しなければならないので「品目一覧」から、起動しましょう。

「品目一覧」「検索」ボタンを押して、登録した品目を表示しまう。その中で工程構成を登録したい品目を選択し、ヘッダーメニューにある「工程構成」ボタンを押しましょう。


 

では、「組立」「塗装」「梱包」の順で工程を入れていきます。

工程CDは、入力する部分をクリックすると、選択ボタンが表示されます。選択画面を開いて最初に「組立工程」を入れます。


 

次は工程種別です

どのような工程なのかを設定する必要があります。

このシステムでは、工程は3種類あります。

「通常工程」「固定工程」「外注工程」です。

通常工程とは、製品1個を製造するためにかかる時間を設定し、製造数に応じて作業時間が変わっていく工程です。固定工程とは、製造数にかかわらず、一定の作業時間であるものです。最後に外注工程ですが、外注工程は工程そのものを、外注さんにやってもらう工程となります。

工程種別をクリックすると、工程の選択が表示されます。

組立工程は、作業員がやることになっていましたので「通常」を選択しましょう。


 

次はリソースを入力します。リソースとは作業員や機械設備のことです。

「002_製品の構成を考える」では次のように決めました。

工程

製品1つ辺りの製造時間

担当者

組み立て

20分

作業員A

塗装

5分

作業員A

梱包

10分

作業員B

 

では入力してみましょう。

区分には「人」もしくは「機械設備」なのかを選択します。

ただ、ここで選択しなくても、リソースCDのところをクリックすると、リソース選択画面が起動します。そこで選択すると、「区分」「リソースCD」が入ります。「組み立て」工程は、作業員Aさんなので、リソースCDが「001」のものを選択します。


 

最後に時間を入れます。

「組立」工程は通常工程なので、製品1つあたりの時間を入れます。上の表を参考にして、1つあたり20分なので次のように入力します。


 

では、3工程入力した結果です。

梱包工程の最終工程にチェックがついています。

どの工程かに必ず1つ最終工程をつけてください。


ここでの説明は通常工程だけですが、

外注工程を選択した場合は、外注先と外注LT(リードタイム)が入力できるようになります。外注工程は、外注LTが工程機関となります。

固定工程を選択した場合は、固定期間の入力ができるようになります

 

入力した工程構成は「工程表」で確認できます。

「更新」ボタンを押してデータを確定し「工程表」ボタンを押しましょう。

 


 

「リンク情報」ボタンからは、もう少し複雑な構成も入れることができます。

また、時間があれば記事を書きたいと思います。

 

008_部品構成を登録する


 

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